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Shibaura Machine|ロゴ

BTD series

Boring Machine

BTD seriesのイメージ

小型機の設備更新に適したコンパクトで剛性のある機械構造へ進化

特  長

省スペースを実現
小型機の設備更新にマッチするコンパクトな機械構造。
従来機に比べ機械高さを410mm低く、設置スペースは15%小さくなります。
進化した主軸
主軸径φ100、350㎜繰り出しにより狭い加工ポイントへもアプローチが可能。
高剛性・高精度
全大物構造体に高度解析技法を駆使し最適な剛性バランスを実現。
主軸頭の上下駆動機構にはダイレクトドライブ、ツインボールネジ駆動式を採用し、送り剛性と輪郭加工精度の向上を実現。
優れた操作性
定評のある汎用ペンダントを装備し、手動/MDI/自動の切り替えがワンタッチで可能。
マニュアル機としての操作性とNC機としての生産性を兼ね備えています。

クラス最高の精巧かつパワフルな主軸を実現

主軸軽100、350mm繰出しにより
狭く深い加工ポイントへもアプローチ

主軸頭構造

主軸頭構造は歯車・転がり軸受けの理想的な配置等によりコンパクト、高剛性、低熱変位を実現しました。
また潤滑箇所は全てミスト潤滑とし、低発熱と環境負荷低減を実現しています。

主軸頭を強固に、しっかり支えます

定評のある段付き案内コラムの採用はもちろん、2本のボールねじが重心を挟み安定した昇降運動を可能にします。

主軸は全面焼入研削

主軸は全面深層窒化焼入れ、高精度研削が施してありますので、長期にわたる精度維持が可能です。

主軸トルク能力線図
切削能力の一例(被削材:S55C)
  • ※本切削データは、個々の機体差、ジグ、加工位置、刃物やホルダ等で異なる場合があります。
  • ※本切削データは、BTD-100.R10 3000min-1 主軸によるものです。

メインパーツはコンパクト、高剛性、高精度

芝浦機械の培った技術に構造解析(FEM)が完全融合

ベッド

低床化、省スペースを可能にするとともに、高い剛性により、機械全体をがっちりとらえます。

コラム

低床・省スペースでありながら、切削力や温度変化を受けてもしっかりと主軸頭を支えます。

サドル

支持部の間隔、幅を最適設計することにより両端のたわみを極小にしています。

主軸頭ツインボールねじ駆動

モータ直結のため応答性が高いことから高精度な加工を実現。
ボールねじ2本になったため送り剛性、静剛性が向上。
滑車潤滑部品への給油が不要。

新B軸駆動機構の採用により、
高速、高精度加工を実現

剛性の高いダブルピニオン駆動方式とロータリスケールを標準装備、新方式クランプにより安定した高精度テーブル割出しを可能にしました。

使い易さの追求

省スペース(R10)

ツールシャンク形式BT50で
4370×3710mm(5坪)に納まります。

段取り性(R10)

テーブル上面を低く設計しているためワークの段取りが容易です。

照明装置

LED照明により明るく照らし、作業性が向上します。

メンテナンス機器を集中配置

定期メンテナンスの給油位置は1箇所に集中しており
作業がスムーズに行えます。

同一油種

歯車と軸受けの潤滑油は同じ油種を使用いただけます。

便利なNCロータリミーング加工(オプション)

独立した特別のNCロータリーテーブルを用いることなく、テーブルのB軸連続割出機能を使用して、円筒面や端面を連続的に加工できます。円筒面上の加工プログラムも、簡単に円筒補間機能を用い機上で作成できます。

ワークの心出し作業を不要にする
段取り補正機能(オプション)

テーブル上の適当な位置にワークをセッティング後、位置データを計測しガイドメニューに登録するだけでテーブルを精密割出し、ワーク心出しを自動的に行うことができます。

TOSNUC999(トリプルナイン)装備で手動、MDI、自動の切換ワンタッチ

カスタマイズキー
1.操作手順記憶
一連の入力操作を専用キー(⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅)のいずれかに記憶させ、そのキーを押すだけで記憶させた一連の操作を行うことができます。
2.画面表示記憶
NCの標準画面である主画面、サブ画面、およびウィンドウ画面の組み合わせを、専用キー(♣ ♥ ♦ ♣)に記憶させ、そのキーを押すだけで記憶させた画面構成を呼び出すことができます。
USBメモリとコンパクトフラッシュ(CF)に両対応

加工プログラムの大容量化に対応し、USBポートとコンパクトフラッシュ(CF)スロットを標準装備。

NCプログラムを容易に作成できるフルスクリーン・プログラム編集機能
■マルチウィンドウのトリプル表示
TOSNUC 999は表示画面を3分割し、2つのプログラムと補正値などの加工に必要なデータを同時に表示させることができます。
それぞれ個別に入力や編集をすることも可能です。
■「ながら編集」機能
マルチウィンドウにより別のプログラムを表示させ、それを参照したり引用したりしながら、新しいプログラムを作成することができます。
目で見るプログラムチェック機能(オプション)

NCテープイメージのプログラムを他のプログラムの加工中(バックグラウンド)にグラフィックでチェックすることができます。
プログラムの文法チェックをした後工具経路を描画します。

加工とNCプログラム作成が同時にできるトリプルティーチング機能(オプション)

オペレータの操作した全ての内容をNCプログラムとして記憶、各種ティーチング機能でこれらを組み合わせることにより、簡単にプログラム作成ができます。

■マニュアルティーチング機能
手動加工時の工具経路、また主軸回転速度、送り速度など、加工情報をすべて自動的にNCプログラムとして記憶します。
■MDIティーチング機能
MDI操作で一工程ずつ実加工を進めた場合、その加工情報をすべて自動的にNCプログラムとして記憶します。
■自動ティーチング機能
自動運転や、外部機器から送られてきたデータで運転する際、データを修正した場合はメモリ内に自動的にフィードバックし、記憶できます。
■マルチウィンドウのトリプル表示
■NC描画機能
■手動計測
作業性を格段に向上させる各種の機能を搭載
■手動心出し機能(オプション)
対話画面に従って、タッチセンサまたは基準工具とワーク測定面を接触させることにより、ワークの内外径や段取り時の傾き角などを自動的に算出することができます。またその情報に基づき、座標変換やフィクスチャオフセットを自動的にセットすることも可能です。

製品仕様・オプション等は下記よりご覧ください。