主軸頭構造
主軸頭構造は歯車・転がり軸受けの理想的な配置等によりコンパクト、高剛性、低熱変位を実現しました。
また潤滑箇所は全てミスト潤滑とし、低発熱と環境負荷低減を実現しています。
主軸軽100、350mm繰出しにより
狭く深い加工ポイントへもアプローチ
主軸頭構造は歯車・転がり軸受けの理想的な配置等によりコンパクト、高剛性、低熱変位を実現しました。
また潤滑箇所は全てミスト潤滑とし、低発熱と環境負荷低減を実現しています。
定評のある段付き案内コラムの採用はもちろん、2本のボールねじが重心を挟み安定した昇降運動を可能にします。
主軸は全面深層窒化焼入れ、高精度研削が施してありますので、長期にわたる精度維持が可能です。
芝浦機械の培った技術に構造解析(FEM)が完全融合
低床化、省スペースを可能にするとともに、高い剛性により、機械全体をがっちりとらえます。
低床・省スペースでありながら、切削力や温度変化を受けてもしっかりと主軸頭を支えます。
支持部の間隔、幅を最適設計することにより両端のたわみを極小にしています。
モータ直結のため応答性が高いことから高精度な加工を実現。
ボールねじ2本になったため送り剛性、静剛性が向上。
滑車潤滑部品への給油が不要。
剛性の高いダブルピニオン駆動方式とロータリスケールを標準装備、新方式クランプにより安定した高精度テーブル割出しを可能にしました。
ツールシャンク形式BT50で
4370×3710mm(5坪)に納まります。
テーブル上面を低く設計しているためワークの段取りが容易です。
LED照明により明るく照らし、作業性が向上します。
定期メンテナンスの給油位置は1箇所に集中しており
作業がスムーズに行えます。
歯車と軸受けの潤滑油は同じ油種を使用いただけます。
独立した特別のNCロータリーテーブルを用いることなく、テーブルのB軸連続割出機能を使用して、円筒面や端面を連続的に加工できます。円筒面上の加工プログラムも、簡単に円筒補間機能を用い機上で作成できます。
テーブル上の適当な位置にワークをセッティング後、位置データを計測しガイドメニューに登録するだけでテーブルを精密割出し、ワーク心出しを自動的に行うことができます。
加工プログラムの大容量化に対応し、USBポートとコンパクトフラッシュ(CF)スロットを標準装備。
NCテープイメージのプログラムを他のプログラムの加工中(バックグラウンド)にグラフィックでチェックすることができます。
プログラムの文法チェックをした後工具経路を描画します。
オペレータの操作した全ての内容をNCプログラムとして記憶、各種ティーチング機能でこれらを組み合わせることにより、簡単にプログラム作成ができます。