深紫外LEDは、食品、浄水、医療、家電の殺菌など幅広い用途での利用が期待されています。しかし、製品の電力変換効率は2~3%と低く、それら用途への実用化には少なくとも10% 以上の電力変換効率が必要になります。
電力変換効率が低い主な要因は以下が挙げられます。
①LED内のコンタクト層で深紫外光が50%以上吸収消失すること、
②内部全反射により熱に変わることがあり、光取出し効率が10%未満になること
電力変換効率を向上させるために光取出し効率を向上させることが求められていました。
弊社のLEDは、基板の電極層などの積層順序、フォトニック結晶周期構造、ナノピラー構造、半球状レンズ等の採用の工夫により、光取出し効率が最大で60%程度得られるようになりました。